2023年4月26日【活動報告】
4月26日は、講演のご依頼を受けて、各地へ向かいました。
午前中は、日立ビルシステム労組の支部役員セミナーで、「国会活動を通じて感じた課題」について講演させていただきました。
今年の国家予算114兆円と過去最大。この30年間、税収は微増にとどまっているにもかかわらず、歳出は1.8倍と増え続けています。
特に社会保障費は30年で3.3倍となり、それに伴い、社会保険料も年々アップし続けています。医療DXなどデジタル化を進め、無駄を省くこと。働く人の賃金アップしても、実質的な可処分所得を上げる政策が必要であることをお話ししました。
午後からは、航空連合の政策委員会にお伺いし、「政治とジェンダー」と題しての講演。
日本は、ジェンダーギャップ指数 116位。中でも政治分野139位、経済分野121位は、特に低い。均等法や女性活躍推進法など、組合活動で法律を盾に職場で取り組み、その過程で感じた課題をさらに政治に繋げ、改善していくことが重要とお話ししました。
夕刻は、新幹線で浜松へ移動し、山﨑しんのすけ前参議院議員主催の「若草セミナー」で、「少子化対策 」について講演。
昨年の出生数は79万人と史上最低数。政府も異次元の少子化対策の叩き台をまとめており、6月末までに骨太方針として示す予定。少子化対策を打ち出して25年。出生率の改善につながっておらず複合的な政策が必要。
①若者の雇用安定、給料引上げ等による結婚を望む人への支援策。
②妊娠から子育て期の精神的フォロー。
③子育てにかかる経済的負担の軽減。
など、政策が必要とお話ししました。 併せて、今まで進めてきた、子育て教育支援策における所得制限撤廃の必要性についても説明させていただきました。