2023年3月16日【活動報告】
3月16日は、午後から国会内会議室をお借りし、電機連合産業政策担当とともに、経産省とデジタル庁より今国会で審議予定の法案についてヒアリングを行いました。
今国会では、脱炭素に向けたGX推進をはじめ、電機連合としても関わりの深い法案審議が予定されています。
経産省からはGX推進法とGX脱炭素法について。
炭素に対する賦課金をかける成長志向型カーボンプライシングを導入し、GX経済移行債の発行によりGX投資を加速。今後10年間で150兆を超える官民GX投資を目論むもの。
また、地域共生した再エネの最大導入を支援するため、電気事業法や再エネ特措法を改正、合わせて安全確保を大前提に原子力活用、廃炉推進を行う法整備が予定されています。
2050年カーボンニュートラル実現に向けて「GX基本方針」のもと、具体的な法整備が加速されますが、行き過ぎた政策や盲点はないか、産業政策部門とともに、課題提起していきたいと思います。
そしてデジタル庁からは、デジタル規制改革推進一括法、改正マイナンバー法が提出され、デジタル社会を促進すべく法整備が進められます。
さらに社会のデジタル化を加速していかねばならないと考えますが、電機連合としては、ベンダーの立場を含め、法の盲点や新たな視点はないか課題提起していきたいと思います。
合わせて、ゴールデンウィーク中の電機連合会館の移転に伴い、事務所の資料整理や引越し作業を始めています。
多くの国会関連資料があり、この機会に思い切って断捨離したいと思っています。