2023年3月8日【活動報告】
3月8日(水)は、国際女性デーであり、国会内で行われた各団体の集会へ参加させていただきました。
まずは、選択的夫婦別姓制度を求める院内集会。
国民民主党を代表して挨拶させていただきました。
96年、法政審で導入指示が出されてすでに27年。夫婦同姓を強制している国は日本のみです。
政府は通称使用を進めていますが、パスポートやマイナンバーに記載されている旧姓は国境を超えず、無駄な経費がかかっています。
また、国際機関に働く方や、特許などを取得した技術者をはじめとする女性のキャリアにも影響を及ぼしており、早期の導入を求める声が多く届いています。 引き続き、導入に向けて取り組みを加速していきたいと思います。
また「クオータ制を推進する会」の院内集会が「統一地方選に向けて女性議員をいかに増やしていくか」をテーマに開催され、多くの女性議員が参加しました。 私も国民民主党の擁立状況や取り組みについて説明させていただきました。
党の女性議員比率は現在、国会議員20%、地方自治体議員9.6%。次の統一地方選に向けた女性議員の公認候補擁立は、新人26名を含む40名の21%。女性議員が増えれば政策の優先順位が変わります。法改正の趣旨を踏まえ、引き続き取り組んでいきたいと思います。
続いて、野田聖子衆議院議員の事務所を訪問し、長野智子キャスターとともに、4月末に予定されている朝日新聞主催のオンラインイベントについて打ち合わせを行いました。
夕刻には「連合出身議員政治懇談会」総会に出席し、現行の奨学金の課題について、武蔵大学 大内教授のお話を伺いました。
大学への進学率は80%を超えており、50%を超える学生が奨学金を活用しているが、授業料減免と給付を受けられている学生は9%にとどまる。大半は有利子奨学金であり、大学卒業後に15-20年の返済を強いられている。返済猶予は10年限定、以降は延滞金が課される。
返済負担が未婚化や少子化にも影響しており、返済猶予期限の撤廃や延滞金の廃止、給付型の拡充とともに有利子から無利子加速が必要など、とても参考になるお話をいただきました。